バーガーキング再登場

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気になるショップ・ウオッチング バーガーキング再登場

6月8日ハンバーガーチェーン第二位のバーガーキングが6年の時を越えて再度日本に上陸した。提携先はロッテ+リヴァンプ。バーガーキングジャパンを設立、本格的な展開を目指す。

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※写真を撮るためにわざとバンズをずらしたらトマトまでずれちゃって・・・


すでに2号店が池袋サンシャインビルに22日オープンで決定しているそうだがどの程度のスピードで展開をするのだろうか?

ロッテにはハンバーガーチェーン・ロッテリアがあり、その売り上げ低迷を回復するためリヴァンプが事業再生を請け負っている。そのロッテとリヴァンプが競合相手となるバーガーキングを運営するのだから訳が解らない。ロッテリアは現在日本に600店舗(ロッテリアのWebサイトから2006年1月現在)、韓国に790店舗、台湾、ベトナム等にフランチャイズを抱えるハンバーガーチェンである。このロッテリアとバーガーキングのどこに一体シナジー効果を期待しているのか。

ロッテリア、バーガーキングのようなファストフードのチェーンは量つまりマスのメリットを生かす事が経営の本筋である。チェーンとしての採算ベースは100店舗程度だと考える。面の展開により物流コストを抑えながら地域の顧客を囲い込み、ブランディングを確立しマーケットを制圧する。つまり地域のマーケットに早期に100店舗程度を出店しなければファストフードの巨人マクドナルド、日本生まれのモスバーガーと真っ向勝負はできない、いかに世界第二位のファストフードのチェーンといえども数店舗、数10店舗では勝負の土俵にも上がれない。

さて、もちろん大企業であるロッテ、店舗物件は多々あるのだろうが、一階の路面店を思う場所に獲得するのはそれでもおいそれとはいかないに違いない。一階の路面店はファストフード各社、それに加えてコンビニエンスチェーン各社、さらに加えて物販小売店舗も当然ながら獲得のため日々動いている。場所にもよるが30坪~50坪程度の店舗物件はそれこそ奪い合いである。そんな事は百も承知の上であろう。

という事は、ロッテリアをどうするつもりだろうか?という疑問が起こるのは当然ではなかろうか。

未だロッテリアの再生が上手くいってるとは言い難い状況で、リヴァンプはバーガーキングにハンバーガー・ビジネスののイロハを教わろうというのだろうか。マクドナルドはアップルから原田氏を迎えて業績を回復した、その手腕を評価する。しかしマックは米国からの支援が約束されている。ロッテリアを再生しようとするリヴァンプに頼るところはどこにもない。と考えると、そのためのバーガーキングかと思いたくなる。

報道によるとバーガーキング側からのアプローチだったと言う事だが、渡りに船か。 :-)


さてと前置きが長くなったが、西新宿アイランドタワーイッツ店。何かあると並びたくなる人はいるらしい一番乗りは早朝5時から並んでグランドオープンを待っていたらしい。現在、昼を回って列は階段の上まで伸びて、上の道路でも二重に列を作っているそうだ。年ほど前のバーガーキングの1号店の開店時とは大違いかも知れない。


店の前にはバーガーキングジャパンの社長、リヴァンプの社長、米国からもバーガーキング本部の担当者、アジアパシフィックの担当者などバーガーキングのバッジをつけたスタッフが何人も佇んで店のようすを眺めている。その周りには厨房機器メーカーの営業、技術スタッフがオープン立ち会いで所在なげに佇んでいる。

見ていると、列の流れがスムーズとは言い難い。もう少しうまく捌けないのだろうか。これではファストフードとは呼べないだろう。わざと列を作っているのか、オペレーションが間に合わないのか?店を作ってから三週間ほどトレーニングをしたと聞いたが。

バーガーキングのオペレーションはそれほど難しくない。オーダーを受けてから、バンズを焼いて保温してあるミート、カット済みの野菜をサンドイッチするだけ。手早くやればワッパー一つ20秒~30秒。手の早い人なら10秒程度か?オーダー毎にバンズを焼くとは言ってもバッチ式ではないトースター、トースターの上部からクラウンとヒールを放り込むと最初の一個目こそ1分30秒か2分ほど焼成に時間がかかるかも知れないが、二個目以降は10秒程度でつぎつぎと焼き上がってくる。

つまり上手くオペレーションを回せば一人で時間あたり100個程度のサンドイッチを組み立てる事ができるはずである。そのラインをいくつ作ってあるかで1店舗の時間あたりの生産量が決まってくる。

米国からこの日のために来日した機械メーカーの社長は1時間500個(ハンバーガーのパティを焼く機械メーカーの社長であるから、自社の機械の時間当たりの生産量から推測しているのだろう。)は捌いていると計算していたが?ちょっと疑問。単品オーダーではなく二個三個とテイクアウトのオーダーが多いようで、せいぜい時間当たり100組=200個から300個くらいしか捌けていないのではなかろうか。

ハンバーガーをドレスアップするのに時間がかかっているのか、トースターの数が少なくバンズの焼成がボトルネックになっているのだろうか、ミートパティの焼成が追いつかないのか?

はてさて、店の中はスタッフがかなり多いようだ、人が多すぎでかえって効率を落としているのだろうか。


と言う事で、オープンから三日後再チャレンジ。

今日はオペレーションをよく見ようと、列に付いたのが1時40分。45分かかった。POSレジは6台の内5台稼働。列の最後尾で80番目くらいか。30秒から40秒×5台だから一組2分半から3分半程度。

入り口にたどり着いて、次にレジが空いたら私の番と言うとき、社長の笠さんから、お待たせしましたと声を掛けられた。朝からずっと店舗に張り付いて、メニューを配ったり、時折客と言葉を交わしていた。社長自ら大変ですねぇ。

さて、レジへ付いてオーダー。ワッパーとコーヒー+オニオンリングはないのと言ったら、グリルオーダーのオニオン抜きと勘違い、でそうじゃなくってオニオンリングだと訂正して、ないというのでポテトのセットを頼んだ。途中何度かミールと言う言葉を使っていたがなんだか解らない。ミールセットならミールセット或いは、セットと言ってくれなくっちゃ、何の説明もなくいきなりミールと言われてもよく解らない。この辺りもオペレーションを遅くしている原因だろうか?グリルオーダーを受け付けるが、POSとスクリーンが連動しているので、それ程の混乱は考えられないはずだが。

キッチンを見ると6人のメイクアップがバーガーをセットアップしているようだ。と言う事はPOS一台に対して一人なのか。これは理論的には多分正しいだろう。が、それでもレジとの連動がとぎれているように見受けられた。つまり、POS1台に対して一人の一対一の対応ではなく、レジ正面から見て右ラインと左ラインの2ラインに分けてその中で3台のPOSに対して3人で対応しているのだろうか。

その3人の連動が少しぎこちないのかもしれない。

キッチンシステムはT字ラインである。Tの横軸がレジカウンター後ろのドリンクラインとトランスファービンのライン。その横軸に直角に縦軸のサンドイッチポジションとグリルポジションが奥へ延びている。正面から見ると、右側にフライポジション。フライマスターが4台、その横にポテトダンプステーション。

このラインはマクドナルドもその他のハンバーガーチェーンも同様のラインを作っているので特に珍しい物ではない。

左側は壁を作っているので見えづらいが、時折ドアが開くと食器洗浄機が見える、洗浄ラインとその奥に野菜の仕込みラインと、バンズのストックスペースがあるのだろう。

ワッパーを試食。のまえに包装紙を開いて、バンズをちょっとずらして写真を撮る。う~んヒールが熱い。モスバーガーと良い勝負か。クラウンは別にしてヒールはバーガーキングの方が熱いかも知れない。しかし、ヒールがやたら湿気て「ふにゃふにゃ」になっている。あれではテイクアウトするとちょっとつらい物があるだろう。

試食をするならテイクアウトではなくイートインでする事をお勧めする。

ところで山崎製パンがバンズを提供しているようだがワッパーの包みを開いた第一感に違和感があった。バーガーキングのバンズはあんなんだったっけ。日曜日のTV番組サンデージャポンでデーブ・スペクターがワッパーの包みを開いてごまの数がと言っていたが、ちょっと表情が表に出ていた。コメントは「うん、アメリカと同じ!」ではあるが、ことさらそう言うところが、なんだかなぁ。ではなかろうか。

しかし、味に関してはミートの香りが良い。トマト、レタス、オニオンはちゃんと冷たくシャキシャキ、全体のボリュームも良い。バンズのヒールさえちゃんとしていれば文句なしと言うところだ。

次回試して、バンズのヒールがどうなってるか?まあ、暫くは40分から1時間待ちだろうから2月ほど先にでチェックしてみよう。

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