なにか変じゃないか!大前さん。

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2007年11月21日、日経Safety Japanに掲載された大前氏の記事を読んだ。


タイトルは「第104回 食品偽装を助長する政府の責任」とある。

 

なんか変だな?と思いながら読んだ。何かが引っかかる。

 

食品の偽装は安全という観点からは大きな問題ではないと言う。

 

食は衣と共に生活の根本である。食品の偽装はその生活の根本が揺らぐ事である。生活の根本が揺らぐ事に危機感を覚えぬ国民いないだろう。安全と安心、安全が保証されぬ時に安心を得る事ができるだろうか。

 

米国の例を取り、賞味期限などに依存せず、食品の安全は自己責任で対処せよとの仰せであるが、申し訳ないがその仰せには従えぬ。国民の安全に国家が責を負うのが本来ではないか、その安全を期待する事に何の不足があるだろう。

 

国産偏愛を捨てて、経済効率の良い外国産を輸入せよとの仰せにも、おおその通りとは従えぬ。と言うのは国産偏愛を捨てるのは良いが、外国産を輸入せよと言うのが問題だ。仰せの通り地球は狭く、様々な国からの輸入品が巷には溢れている。

 

その輸入品が溢れている事が問題ではないのか。地球は狭い、食糧の生産も限界がある。いずれ石油と同じく、各国での取合いが始まるだろう。いや、すでにトウモロコシ、大豆など価格が上がり始めているのはバイオエネルギーと食糧の取合いのためだろう。食糧の余剰生産品をバイオエネルギーの原材料として活用するというのが本来であるはずが、本末転倒、これも経済を優先させる事がその原因だ。

 

さらに、六本木ミッドタウンのデザインサイトに於ける展示会で、水を例にとって、牛丼一杯=2000リットルの水を輸入するに等しいとの問題提起があった。この計算がどのようになされたかは知らぬが、食糧自給率の少ない日本に於いて食糧の輸入を増やすという事は、他国の水を浪費する事になるという事だ。世界に於いて問題となっている水資源の枯渇をどう捉えるのか。

 

政府の責任を追及するなら、食糧自給率の低下を招いた、その食糧政策の間違いを追求して欲しい。

 

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