ダブルマックのマクドナルドCEO原田 泳幸氏の著書。
今年2008年の初めに角川の新書で出ていたんですね。2月の15日には再版がでるというベストセラーかな。
一読、内容は各所で講演を行なった内容と重なる事が多いようで、ひょっとしたら、講演内容のテープから文字に起こしたのかも知れませんねぇ。 それとも原田さんが書いたのかな。
ご存じのようにマクドナルド復活の立役者です。マクドナルド・ビジネスは現場にありと、折りに着けて自社の店舗は元より競合他社の店舗を視察する姿勢は、日本マクドナルド創業者の藤田田氏と共通する所がありますね。
5年間で1000億売り上げを増やしたとか、いろいろ書いているが、その手法は藤田田が著わした「Den Fujitaの商法」に忠実なように感じる。藤田田と共に日本マクドナルドを作り上げてきた人々が、今ひとつマクドナルドの舵取りを上手くこなせなかったようだが、ハンバーガー・ビジネスについて素人と言っても良い原田氏が、日本マクドナルドを復活させる事ができたのは、藤田田が作り上げてきたマクドナルドのシステムを信じる事ができたからだろうか。と考える。
藤田田が日本マクドナルドの会長職を退任するにあたって「個人が率いる時代は終わった。作り上げてきたシステムが今後の会社経営をうまく導いてくれるだろう。」と締めくくった挨拶の意味を理解できたのが原田氏なのだろうか。或いはマクドナルドはハンバーガービジネスから脱皮して、多くの他のビジネスの領域に入ったと言う事だろうか。
この本を読むと、なんら特別な事は書いていない、当たり前の事を、当たり前にやっているようだ。穿った見方をすれば本当の所は隠しているのでは無いかと思うだろうが、そんな事はないだろう。ビジネスだけではなく、何につけても複雑に考えると複雑になる。それを表に見せても意味がない。シンプルに解りやすく行動できる事(行動に移す前にどれ程深く考えているかを見せないだけだろう。考えてみるまでもなく、5000億企業の舵取りを考えなしにやれる訳がない。)が原田氏の強みだろう。この本にはそんな原田氏のビジネスにかける意気込みが隠すことなくしたためられている。






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