ちょっと前だけど、フランス食品振興会(SOPEXA)からの案内でサン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセ協会主催のワインの試飲・商談会に参加した。
サン・テミリオンといえばフランス南西部、ボルドー近郊(35kmくらい)良質な赤ワインが生産される地域ですが、グラン・クリュ・クラッセ(特別級)に分類される46シャトーから今回は16シャトーの04年と05年、一つのシャトーのみ03年でしたがそれぞれをテイスティングさせていただいた。
下のリストはグラン・クリュ・クラッセに分離される全シャトー(順不同)であるが、今回試飲させていただいたのは、頭に○印をつけた16のシャトーのワインである。サン・テミリオンにはグラン・クリュ・クラッセの上にプルミエルのAの二つのシャトーとプルミエルBの11のシャトーがあるがそれに次ぐグラン・クリュ・クラッセはレストランユースで狙い目の所だろう。
- パヴィ・ドセス
- ラロゼ
- バレスタール・ラ・トネル
- ベルリケ
- ○カデ・ピヨラ
- カノン・ラ・ガフリエール
- カプ・ド・ムールラン
- ○ショーヴァン
- ○クロ・デ・ジャコバン
- クロ・ド・ロラトワール
- クロ・サン・マルタン
- ラ・クロット
- コルバン
- コルバン・ミショット
- ○ラ・クースポード
- クーヴァン・デ・ジャコバン
- ○ラ・ドミニク
- ○ダソー
- フォンプレガード
- ○フォンロック
- ○フラン・メイネ
- グラン・メイヌ
- グラン・ポンテ
- レ・グランド・ミュライユ
- ラニヨット
- ラルシ・デュカス
- ラルマンド
- ○ラローズ
- ○ムーラン・デュ・カデ
- スータール
- ○ラ・トゥ-ル・フィジャック
- ○ベルガ
- オー・コルバン
- オー・サルプ
- ラロック
- マトラ
- ○ル・プリウレ
- リポー
- サン・ジョルジュ・コート・パヴィ
- ラ・セール
- モンブスケ
- ベルフォン・ベルシエ
- ○デスティユー
- ○フルール・カルディナル
- グラン・コルバン
- ○グラン・コルバン・デスパーニュ
ついこの前5月19日もオーストリー大使館からオーストリーワインの試飲商談会のご案内を頂いてホテルニューオータニでオーストリーワインを堪能させていただいたが、今年は桜の季節のボージョレーから始まって、オーストリーワイン、今回のサン・テミリオンとワインづいている。
オーストリーのワインは白が中心であるが、サン・テミリオンは赤ワインのみ原産地呼称が許される=AOCサン・テミリオンと言う事で赤ワインのみの試飲であった。白も作られるのだがサン・テミリオンの原産地呼称は許されていない。
会場は恵比寿ガーデンプレイスのジョエル・ロブション1F客室。店の入り口を入って左側のレセプションにバッグを預けて身軽になってそのまま奥の受付へ。名刺を渡して、首から名札をさげて会場になる奥の客室へ。
小さな手帳を頂いた。手帳にはサン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセの全シャトーの説明が入っている。畑の広さ、土質、栽培しているワインの種類、平均樹齢、年間生産量、シャトーのオーナー名、問い合わせる担当マネージャー名、電話番号、FAX番号、Eメールとさすがに商談会用の手帳である。
試飲会は2時からだがロブションに到着したのは遅れること30分程。会場には既にかなりの人が集まっている。ワインのテイスティングに関してはまるっきり素人であるが、試飲会も3回目となると慣れた物である、入り口近くのテーブルからテイスティング・グラスを手に、さてと、1番テーブルから試飲を始めよう。
一番テーブルでは04年からテイスティングを勧められた。まあ、そういうことならと04年を試飲して、その後05年を試飲した。次のテーブルへ行っても04年から勧められた、うんまあ、そう言うなら。次のテーブルへ行っても同じである。で聞いてみると05年と比べると04年の方若干軽めで柔らかな飲み口なので04年から勧めているそうだ。と言う事で、05年を手に入れた場合にはすぐには飲まず、ワイン・セラーの中で熟成させてから飲んだ方が良いようだ。
まあ、「神の雫」の主人公である神咲雫のようなデカンタージュができれば、まだ固いワインも柔らかく花開くかもしませんけどね。(^^;
ぐるっとまわって一通り試飲を終えたのは2時間程経過した後。さて、もう一度試飲するとなると、どのシャトーのワインが良いだろう。一つを選ぶのは無理という物。はて、さて。
いつの間にか室内に人が溢れて大盛況だ。この部屋はレストランの営業時にはゆったりと空間を取った80席の部屋、その部屋に人が溢れるのだから一体何人来ているのだろうか。
サン・テミリオンのワインは他のボルドー地区のワインと同じくブレンドしたワインが中心で、メルローをベースにカベルネソービニヨン、カベルネフランなどを加えてブレンドするのが多い、しかし今回出ているシャトーの内一つだけメルロー100%のシャトーがあった。
なにか拘りがあるのかと問うと、自分の畑はメルローに適して他の品種はできないので、必然的にメルロー100%になるという答えを貰った。畑は5ヘクタール、ワインの樹齢平均35年、年間わずかに20,000~270,00本の生産量だそうだ。日本にいったい年間何本入ってくるのだろうか、その内、今日何本のワインを開けたのか、貴重な体験をさせていただいた。:-)
※後で調べてみると、他にも小さなシャトーでメルローしか栽培していない所がありましたね。
ということで、サン・テミリオンのグラン・クリュ・クラッセを堪能させて貰った。




