まあ、ちょっとくらいなら匂いが出ても良いかと、勝手に許されて。焙煎チャレンジ。
今回はご近所のとは言っても最寄り駅の一つ先の駅にある有機の生豆を販売しているお店から、おすすめ生豆四種セットを購入したので、それでチャレンジ。コロンビア、ガテマラなどなど四種。100gあたりで380円弱だから、まあまあの価格だろうか。
四種類の豆があるので生豆をブレンドして焼く方法もあるようだが、一種類づつその豆に合わせて焼き加減を調整して、焼き上がった豆をブレンドするのが通常のやり方のようで、まずは通例に習う事に。
ということで、コロンビアから。コロンビアは難しいらしいので、他の品種の豆からやるのが良いようだが、難しそうなのにチャレンジするのが、無計画かつ無謀な考えなしの性格、つまりはかなりいい加減な性格に合っているだろう。
ブラジルより大きな豆は焙煎時間が短時間では下手すると芯残りがするという事で、キッチンタイマーを15分にセット。鍋は鋳物のフライパンから、前に合羽橋で見つけた、フライパンを深くして煮込みにも使えるようにしたフライパンというのか鍋というのかを使う事にした。
ようするに鉄のフライパンと同じ素材で、丸い鉄板に絞りをかける時に深くして鍋としても使えるようにした物であるが、鋳物のフライパンと違って普段あまり活躍していないので、珈琲豆を焼く時の専用にしてしまおうということだ。
※絞りはあまり一般的ではないという事で、ちょっと解説を。大量に鍋を作る時は、型を作って鉄板をその型で一気にプレスして鍋を作るのだが、小ロットの生産の時どうするかというと、フライパンなり鍋成り出来上がりの大きさに合わせて素材の鉄の板を丸くカット。この丸い板を、装置に取付けて、回転させる。その回転している素材を、棒で押して形を作っていくという作業が絞りという製法なんですね。
で、出来上がった物に持ち手をつけると鍋とかフライパンが出来上がるということです。鍋などの他にどんな物を作っているかというと、例えば、新幹線の先頭車両のあの突端なども作っているそうです。
閑話休題、この鍋は、鋳物のより軽い、のが良いですね。(^^;
なにせ15分間火にかざして振り続けるのですから軽い方が嬉しい訳です。
は兎も角、ガスコンロを強火にして鍋を火から離して強火の遠火で、焼き始めた。じっくりと全体に火が通るようにと言うわけである。火に近づけて短時間で焼くと焼きむら芯残り、豆の表面だけ焼ける肌焼けなどになりやすいらしい。
ふ~む、鍋を降り始めて10分を過ぎてもハゼがこない。タイマーの終了間際、漸く最初のハゼが来た。もちろんその間持ち手は右に左にと持ち替えた。やはりコロンビアは豆が大きいのでブラジルよりはハゼの来るのに時間がかかった。ここで、一気にハゼさせるために火に近づけて鍋を振る続ける。タイマーは15分を経過したのでジリジリとなり始めた。鍋をちょっと火から離してタイマーを止める。
それにしても暑いぞ~!珈琲焙煎はこれからの夏にはちときついかも知れない。早めに焙煎装置を作るのが良いようだ。手廻しのコーノ式カンカン焙煎器でも鍋を振るよりはましだろう。
さて、この頃には火にかけた最初の生の豆の匂いから、焼けた豆の匂いに変わっている。しかし、今までブラジルを焼いた時と匂いが違う。まあ豆が違うのだから当たり前か。ひとしきりぱちぱちとハゼさせて、終了。網に移して、ドライヤーの冷風で豆の温度を下げるが、この時、チャフが飛ぶ。
鍋を振っている間は、持ち手のついた網をふた代わりにしているのでコンロ廻りにチャフが飛ぶ事はないのだが、ドライヤーの風でシンクの中いっぱいに飛んで、更にはその廻りにも飛び出してしまった。
ドライヤーで熱を下げる時、何かの方法を考えた方が良さそうだ。
熱を取った豆を白い皿の上に広げて、不良を豆をピックアップ、残った豆を保存用の密閉容器に入れて出来上がりである。
と言う事で、ミルを出して焼きたてのコロンビアを飲んでみる。コロンビアは酸味が強いので強めに焼いてコクを出すのが良いということで、強めに焼いたつもりだが、はてさてどうでしょうね。
ミルで挽くと良い香りがする。焼いている時の匂いとは違うのが不思議である。ガラスのポットに挽いた珈琲を入れて、熱湯を注ぐとぶくぶくと泡がでる。焼いてすぐの豆をドリップで淹れるのは難しいというのはこの泡=炭酸ガスの多さである。しかし、コーヒープレス方式と同じく、一気にお湯を注ぐ方式だと焼きたての豆が出す炭酸ガスも気にならない。
後は、コーヒープレスなら時間を見てフィルターを押し下げればそれで良し、でなければペーパーフルターで漉せば良い。コーヒーの脂がペーパーに取られるのがいやな場合には、ゴールド、チタンなど金属製のフィルターを使えばよい。
で、淹れたてを一口、ちょっと酸味が残って、苦みもありコクも出ているかな。まあまあの出来としておこう。:-)





コメントする