青山通りのマロニエではないがトチノキが渋谷・青山景観整備事業で撤去されている。都内のどんぐりポイントの一つがなくなってしまう。いろいろなどんぐりがあるが、例えばマデバシイは明治神宮に行けば、鳥居をくぐって参道を歩くと季節になると頭に中たるくらい落ちてくるし、玉砂利の上にいくらでも見つかる。
枝から落ちても帽子をかむったままの姿のアラカシなどのどんぐりは、今は工事中で来年には再オープンする根津美術館の庭で見つけることができるし、その他幾つかのどんぐりポイントで見ることができる。しかし、マロニエではないトチノキのドングリを都内で見つけるのはなかなか難しい。
スパイラルホールへ行ったら、二階への踊り場のレストスペースから青山通りを望むとトチノキだけどマロニエが246の喧噪を遮って落ち着くことができたのだが、今はビルの前のマロニエは撤去され、すっかり丸裸のような状態になっていて気が付いた。
何故ケヤキに植え替えるのだろうか。トチノキだけどマロニエがマイナス要素を持っていたのだろうか、それならば宜なるかと頷けるが、幾ら考えてもマイナス要素は思いつかない。
単に表参道と景観を合わせるためにトチノキだけどマロニエを植え替えるのならこんな愚策はないだろう。とは言っても、2000年頃から計画が進められていたのか、246のかなりの部分でもう既に植え替えが済んでしまっているようだ。
幸い、撤去したトチノキだけどマロニエはどこかへ移植すると言うことだからまだ許せる。かって、かなり前だがロマンチック街道の途中、たぶんローテンブルグあたりだったと思うが、街路樹にリンゴとかプラムが実っているのを見てその豊かさに驚いたの。ケヤキが悪いというのではないが、どんぐりでも何でも、秋の実りを見ることで自然の豊かさを実感できるし、昨年のどんぐりの季節には落ちたトチの実を拾っている親子の姿が微笑ましかったのだが、そんな姿を見る楽しみが遠のいてしまう。
近頃とみにトトロ体型になりつつある今日この頃。





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