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前に水天宮の近くのマクドナルドでコーヒーを飲もうと思ったら、というか昼食がてらネットにつないでメールをチェックしようと、ハンバーガーとコーヒーを頼んだら、コーヒーが180円ということで、コーヒーを取り止めにした事があった。
今日も目黒駅前でネットにつないでメールのチェックと思ってマックへ行こうとしたら、マックから出てきた人が手にしたコーヒーカップが見慣れた黒いコーヒーカップとは違っていた。ということで、マックへ行ってコーヒーの値段を聞いてみたら、何月何日より120円から180円に値上げさせていただきましたとのこと。
特に値上げの理由を説明するでもなかった。
いきなり60円の値上げはどうなんでしょう。ここの所の円高基調で東京のコーヒー相場は下がっている。ニューヨークではどうかと見てみると、2008年春先は高騰していたが、10月に入って前年2007年なみに下がって、現在もその水準を維持している。
と言う事は、コーヒー豆は値上げ理由にならないだろう。
では、砂糖はどうだろうと見てみると農畜産振興機構の日経新聞を元に作成した市中相場の統計資料では確かに上がっている。精糖 ・ 本グラの相場を見てみるとここの所数年の平均も毎年上がっているが、昨年2007年11月159.50円/kgが今年2008年11月170.83円/kgとなり、前月2008年10月ではまだ165.50円/kgだったのだ10円以上の値上がりとなっている。
とは言っても、今のコーヒー用のシュガーは2g程度だろうか。相場価格と小売価格は違う物の、そう大きな値上げはないだろう事を考えると、砂糖も値上げの理由には弱いだろう。
もう一つの要因はコーヒー用クリームである。ここの所の油の高騰でこれは仕入価格が上がったことは予想されるが、もともとの仕入価格(一般小売価格でも一個6~7円なのだから大口需要者であるチェーン店の仕入価格は一体幾らになるのだろう)が一個で何円だろうかと言う事を考えると、これも大幅な値上げ要因とは考えられない。
ということで、コーヒーの原価がもし10円上がったとしても、そんなことはあり得ないが、それでも60円の値上げということは、原価を差し引いた50円がそのまま利益となる。
マックで何杯のコーヒーを売るのかと考えてみよう。例えば一日100杯しか売らないとしても、一月では売上ではなく利益が15万円アップとなる。今はまだ全店舗で値上げを行なっていないが、全店舗3000店舗余りで値上げをしたならば、設備投資もなにもせずに一月4億5,000万円の利益増となるのだから凄い物だ。200杯平均だとするとその倍、一月9億、一年で100億を超す、何度もいうが売上ではない利益である、その利益が設備投資も人的投資も何もせず、労せずして転がり込むことになる。
マックと言えばクオーターパウンダーの導入が大きな話題(このブログでも取り上げたがそのエントリーへのアクセ数が凄い、検索ワードでも断トツだ)になっているが、その陰でちゃくちゃくと、コーヒーのただ券で確保した顧客を逃がすことなく、静か~に、利益確保のプログラムが進行しているようだ。
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