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日本の「食」は安すぎる

 

食の安全はどこまで信用できるのか」を読んで、どうも消費者に責任を押しつけるような感じに違和感を覚えた。そこにまた『日本の「食」は安すぎる」というこの本が目についた。


さて、著者が言わんとしていることは題名その通りで、日本の食を守るためには消費者の買い支えが必要だと言うことだ。安いだけの物を買い求めるのはそろそろ止めにして価値相応の価格の物を買うことで、生産者が相応の利益を出せるようにしないと、日本はやばいよと言うことだ。

 

何がやばいかって、そりゃ、今の現実と、将来への不安でしょう。

 

確かに、前提条件を変えれば、著者の主張には賛成できる、が、しかし、日本の食品はまだまだ世界の水準からすると割高であるのはデータが示している。衣食足りて礼節を知ると言う事は世界の共通認識である。衣食足りざれば、心は麻痺して「偽装」という誘惑に打ち勝つことはできないことが多い。

 

つまり日本の食品の物価が世界の水準に近づき、その中で生産者が適正利益を出せる仕組みが出来上がった時、生産者は安心してその仕事に邁進でき、消費者は、安全で安心できる質の高い食品を手にすることができるだろう。

 

ということで、どこに基準を置くかと言う事だが、まあ、やはり庶民感覚は大切だよね~!

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食の安全はどこまで信用できるのか

 

ビジュアル図解食品工場の品質管理 DO BOOKS)などの著書のある河岸 宏和さんの新著である。

 

著者は様々な加工食品の工場の現場、管理を経験後、現在は流通業界で品質管理を行なっている、まさに加工食品の全てに精通している。

 

ということで、行なわなくては経営が成り立たないため、やむを得ず(消費者不在の論理で許容できない)行なわれている、また、行なわれていたなど様々な事例を取り上げて、その偽装を告発し、正直な製造業者もいるが、そうでない者もいるから、消費者自身がそれを見抜けるようにならなければ、偽装は減らないだろうと結論づけている。

 

しかし、これには何か違和感を覚える。全ての生産者、製造業者、流通小売業者は原材料の安全性を確保することを消費者から委託されているはずである。

 

つまり我々はその役割に於いて、己の従事する仕事を全うすることで社会に対する責任を果たす、それが食に関わる産業の生産者、製造業者、流通小売業者の場合は適正な価格で安全な製品を提供する事であるだろう。

 

もちろん人間は弱い物である、ずるもしたいだろうし、ずるもする。しかし、如何なる産業であろうともその所属する業界内には自浄作用があるはずだ、でなければ、その産業は滅びるだろう。

 

果たして食産業界はそのような末期的な状態にいるのだろうか。

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101の言葉

あすからはホテルレストランショー、フーデックスショーがお台場ビッグサイト、幕張メッセで開催される。なにか面白い物はあるでしょうか。

 

ハンバーガーの教訓」を読んでから、レイ・クロックの「成功はゴミ箱の中に」を読み終わって、またまた原田さんの「101の言葉」です。

 


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社員とか取引先に向けてブログを書いていらっしゃったようですね。200ページ程度で文字も大きく読みやすい。(^^;

 

「決定しなくっても良いからすぐ実行だ!」というのは興味深い。チームで仕事をするとどうしても、メンバーの意思疎通のために実行が遅れることがあるが、今やらなければ利益を逃す、不利益となると確信したことは会議に上げて決定を待つことなく、自分で責任を取ることを前提に「実行しろ」という事らしい。

 

こんな事ができる組織があるのでしょうか、ねぇ。

 

その他いろいろ面白い、ご一読を!

 

 

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成功はゴミ箱の中に


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レイ・クロックの自伝。

 

マックCEOの原田氏の「ハンバーガーの教訓」つながりで、マクドナルドの創業者レイク・ロックの自伝を読み終えた。

 

1977年の本の翻訳で昨年2007年1月出版された。その内読もうと思って、なかなか機会がなかったがようやく読めた。おまけにソフトバンクの孫さんとファーストリテーリングの柳井さんの対談が載っているし、前書きは柳井さん、後書きは孫さんが書かれている。

 

両氏ともどちらかと言えば日本マクドナルドの創業者である藤田田氏へ思いを馳せているような所もあるが、それだけではと言う事で、付録その2に、柳井氏の「レイ・クロックの金言」私はこう読むというのがついてくる。

 

さて、この本から何かを学ぶ事ができる人は、多分、創業して成功へ向う事のできる人だろう。どんな本でも同じだが、何を読み取る事ができるかはその読者の資質に関わってくる。この本に書かれているレイ・クロックの体験を全ての人が実感できるかは、やはり難しいのではなかろうか。

 

 

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ハンバーガーの教訓


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ダブルマックのマクドナルドCEO原田 泳幸氏の著書。

 

今年2008年の初めに角川の新書で出ていたんですね。2月の15日には再版がでるというベストセラーかな。

 

一読、内容は各所で講演を行なった内容と重なる事が多いようで、ひょっとしたら、講演内容のテープから文字に起こしたのかも知れませんねぇ。 それとも原田さんが書いたのかな。

 

ご存じのようにマクドナルド復活の立役者です。マクドナルド・ビジネスは現場にありと、折りに着けて自社の店舗は元より競合他社の店舗を視察する姿勢は、日本マクドナルド創業者の藤田田氏と共通する所がありますね。

 

5年間で1000億売り上げを増やしたとか、いろいろ書いているが、その手法は藤田田が著わした「Den Fujitaの商法」に忠実なように感じる。藤田田と共に日本マクドナルドを作り上げてきた人々が、今ひとつマクドナルドの舵取りを上手くこなせなかったようだが、ハンバーガー・ビジネスについて素人と言っても良い原田氏が、日本マクドナルドを復活させる事ができたのは、藤田田が作り上げてきたマクドナルドのシステムを信じる事ができたからだろうか。と考える。

 

藤田田が日本マクドナルドの会長職を退任するにあたって「個人が率いる時代は終わった。作り上げてきたシステムが今後の会社経営をうまく導いてくれるだろう。」と締めくくった挨拶の意味を理解できたのが原田氏なのだろうか。或いはマクドナルドはハンバーガービジネスから脱皮して、多くの他のビジネスの領域に入ったと言う事だろうか。

 

この本を読むと、なんら特別な事は書いていない、当たり前の事を、当たり前にやっているようだ。穿った見方をすれば本当の所は隠しているのでは無いかと思うだろうが、そんな事はないだろう。ビジネスだけではなく、何につけても複雑に考えると複雑になる。それを表に見せても意味がない。シンプルに解りやすく行動できる事(行動に移す前にどれ程深く考えているかを見せないだけだろう。考えてみるまでもなく、5000億企業の舵取りを考えなしにやれる訳がない。)が原田氏の強みだろう。この本にはそんな原田氏のビジネスにかける意気込みが隠すことなくしたためられている。

 

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